倉光隆士 創造故事

物事の捉え方を変える為の処方箋

「酒樽ワーク」・・・。

 

次の週のテストでは、

 

同じ問題を出されたにも関わらず、

 

78点位取れるようになった。

 

「九九」を覚えるつもりで覚えて行こう。

 

学校では皆4月から覚えるような事だからと考えながら、

 

授業が終わって先生とセッションを行う。

 

「酒樽ワークはどうですか?」

 

「頭の中に浮かんでくる嫌な感情は減って来ましたか?」

 

と、先生が尋ねてきた。

 

「今はやればやる程ドンドン嫌な感情が出てきてます。」

 

と、自分は先生に答えると、

 

「じゃあ、これから頭の中に浮かんでくる嫌な感情はドンドン爆発させていって下さいね。」

 

という答えが帰って来た。

 

それから1週間、

 

事あるごとに浮かんでくる嫌な感情をドンドン頭の中で爆発させるイメージワークを続けた。

 

次の週のテストでは93点取る事が出来た。

 

同じ問題とはいえ、

 

自分で目に見えて成績が上がる経験をするので勉強に対して前向きになれる気持ちが芽生え始めていた・・・。

 

授業が終わり先生とのセッションが始まる。

 

「酒樽ワークはどうですか?」

 

と、先生に聞かれ、

 

「今週になってドンドン嫌な感情が出てくる頻度が減って来ました。」

 

「全く出ない訳ではないですけど・・・。」

 

という報告を先生にすると、

 

「じゃあ今度は新しいワークを始めましょうか?」

 

「酒樽ワークも継続しながらやってみて下さいね。」

 

という答えが帰って来た。